(640)「鬼は外ビーンズ」「家がロボットになった」

「鬼は外ビーンズ」

「鬼は外ビーンズ」「家がロボットになった」

節分の日、元気のないスネ夫に、のび太が落ち込んでいる理由をたずねると、家に鬼(おに)がやってくると言われる。じつは、歌の練習をするとママにおこられるというジャイアンに、「練習を続けたほうがいい」と心にもないことを言ってしまい、ジャイアンが毎日、スネ夫の部屋に歌の練習にやってくるというのだ。
スネ夫をかわいそうに思ったのび太がドラえもんにその話をしていると、目の前にネズミが…! あわてたドラえもんが豆のようなものを投げつけたところ、ネズミが消えてしまったからビックリ! ドラえもんによると、これは『鬼は外ビーンズ』というひみつ道具で、この豆をぶつけると、テレポーテーションで外へと放り出すことができるらしい。
ちょうどそこにママがおつかいをたのみに来たため、のび太はママと買い物かごに鬼は外ビーンズをぶつけて外へと出してしまう…。そして二人は、これでジャイアンを外に放り出そうと考え、スネ夫の家へ。
熱唱しているジャイアンに、鬼は外ビーンズを投げつけるが…!?

(「鬼は外ビーンズ」藤子・F・不二雄大全集ドラえもん第15巻より)

「家がロボットになった」

「鬼は外ビーンズ」「家がロボットになった」

しずかの家で勉強をする約束をしたのび太は、ウキウキと出かけていくが、とちゅうで会ったジャイアンから、るす番と、ちらかし放題の部屋のそうじを無理やりおしつけられてしまう…。
むかえに来たしずかとドラえもんに泣きつくのび太。話を聞いたドラえもんは、『ハウスロボット』というひみつ道具を取り出し、アンテナをおす。するとその直後、なんと家が“ロボット”に変身! ドラえもんが話しかけたところ、テレビのスイッチが勝手に入り、画面に文字が出ると同時に声が聞こえてきたからビックリ!
そして、ゴミが自らゴミ箱に入ったり、そうじ機が自分でそうじを始めたりして、あっという間に家の中がきれいになる。さらに、勉強道具を持ってもどってきたしずかや、ゲームを返してもらいにやってきたスネ夫もそろったところで、フレッシュジュースを作ってくれたり、パンケーキを焼いてくれたりというおもてなしに、みんな大よろこび。
そんな中、おし売りのセールスマンがやって来て…!?

(「家がロボットになった」てんとう虫コミックス17巻より)